両チームのスタメンが発表された。先発は阪神が19年ドラフト3位の及川雅貴投手(19)、ヤクルトが19年ドラフト1位の奥川恭伸投手(19)。高校時代はロッテ佐々木朗希、阪神西純矢とともに「高校四天王」と呼ばれた2人が、初の投げ合いとなる。

阪神は19年ドラフト2位の井上が4番左翼に入った。同学年奥川との対戦は、19年夏の甲子園大会決勝以来。当時は履正社の4番井上が星稜のエース奥川からバックスクリーン左に豪快な3ランを放ち、チームを優勝に導いた。2年越しの再戦、プロでの初対戦に注目が集まる。

【スタメン】

<ヤクルト>

1(左)渡辺

2(中)山崎

3(右)宮本

4(指)中山

5(二)松本友

6(一)太田

7(捕)松本直

8(三)長岡

9(遊)武岡

P=奥川

<阪神>

1(一)小幡

2(三)遠藤

3(中)小野寺

4(左)井上

5(指)坂本

6(右)島田

7(遊)熊谷

8(捕)長坂

9(二)植田

P=及川

◆19年夏の甲子園決勝VTR 星稜が2回に先制。履正社は3回、4番井上(現阪神)が相手エース奥川(現ヤクルト)からバックスクリーン左に逆転3ランを放った。星稜は7回に同点とするも、履正社は8回に主将野口の中前適時打などで勝ち越し、初優勝を飾った。

井上は奥川に対し、5打数1安打3打点だった。

2人の初対戦は同春のセンバツ。この時は、奥川が履正社打線相手に毎回の17奪三振で3安打完封。井上は4打数無安打に抑えられていた。