今季限りで現役を引退する楽天久保裕也投手(40)が妻へ感謝の言葉を送った。

5日、楽天生命パークで行われたファン感謝祭内で引退セレモニーを開催。支えとなった妻へ「普段言えないこと、感謝の気持ち手紙にしてきました」と涙ながらに読み上げた。

以下、手紙全文

ゆかへ。いつも思う存分野球をやらせてくれて本当にありがとう。プロ野球選手の妻として、いつも体調管理や栄養管理など本当に大変だったと思います。股関節を手術したとき、身動きの取れない僕のために、病室に泊まり込み、硬い椅子をベッドにして、寝てくれましたね。初めてリハビリで思い通りにいかず、焦りと不安でいらいらしている僕をいつも優しく包んでくれました。

シーズン中、疲れ果ててぐったりしている時には、細い指で、か弱い力でいっぱい汗をかきながら、マッサージをしてくれましたね。最高のトレーナーです。

初めて戦力外になった時、僕より、悔しがり先に泣いてくれたことを今でも覚えています。発言1つ1つ、言葉の大切さや、重みを改めて教えてくれました。夫として何もしてあげられませんが、少しずつ恩返ししていきます。どんな時も味方でいてくれて、支えてくれて、信じてくれて本当にありがとう。ゆかに出会えて本当に良かった。これからもよろしくお願いします。そして、生まれ変わってもまた結婚しましょう。ゆうや。