来秋ドラフト候補に挙がる横浜商大・飯田琉斗投手(3年=向上)が先発し、3回2安打無失点だった。

点は与えなかったが「思い通りの投球内容ではありませんでした」。習得中のフォークをテーマに臨んだが、ボールが先攻。カウントを整えられず、1球も試せなかった。「課題をつぶせませんでした。反省です」と話した。

一方で「自信がある」というカーブでは、ストライクを奪った。この日の直球は143キロにとどまったが、最速154キロを誇るだけに、緩いボールはアクセントになる。

横浜商大は、この日で年内の対外試合を終えた。最終学年へ向け、飯田は「まだ(リーグ戦で)優勝していない。このチームで、どう勝てるかを第一に考えたい」と決意を口にした。