広島森下暢仁投手(23)が8日、広島市内の球団事務所で契約交渉に臨み、2700万円増の年俸4300万円で更改した。
球団の新人では12年オフに2500万円増だった野村を上回り、史上最高の増額となった。今季10勝3敗で新人王の有力候補に挙げられる右腕は、来季の開幕投手争いに名乗りを上げた。(金額は推定)
森下との一問一答は以下の通り。
-調整の難しさは
開幕が遅れた分、いろんな人とコミュニケーションを取ることができて、開幕してから自分がスムーズに入れたんじゃないかなと思います。
-疲労は
終わってみたらやり切ったというか、そういう気持ちが強い。来年はすぐ来るので、しっかりと準備して頑張りたい。
-新人王を目標に投げてきた
1年目しか自分は取るチャンスがなかったので、終盤は何が何でも取りたいという気持ちでした。このような成績になってうれしく思います。
-戸郷をライバル視していた
最初の方は(勝ち星数が)先にいかれてたので、やっぱり終盤に抜かしたいという気持ちはどんどん強くなっていきました。
-満足している成績は
規定投球回にいけて、防御率1点台、2桁勝てたのはうれしいです。
-印象に残っている打者は
大学の先輩、佐野恵太さんと対戦した時は(大学の)1年の時の4年なので、思うことはありました。
-磨きたい部分は
真っすぐもそうですし、変化球もそうですし、コントロール、勝負どころでの球だったり、もう1つレベルアップできるようにと思っています。
-来季143試合の楽しみ、不安な部分は
今年は終盤しんどいとは思ったんですけど、増えるとどうなるのかな、大丈夫なのかなというのはあります。
-来年の活躍へ必要なことは
気持ちとやる気だと思います。向かっていかないと扉は開かない。
-貯金が7つ。来季イメージしている目標は
負けずに勝てば貯金をつくれると思うし、しんどい試合もたくさん出てくると思う。その中でしっかり試合を作れるようにしたいと思います。