巨人大竹寛投手(37)が9日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、500万円減の年俸4500万円でサインした。

今季は29試合に登板し、1勝2敗、防御率2・59をマーク。7月19日のDeNA戦から8月19日の阪神戦まで12試合連続無失点を記録した。腰の張りを訴えて、9月27日に登録を抹消されたが、シーズン終盤に1軍復帰し日本シリーズでも2試合に登板した。「ケガはあった中でチームに貢献してくれたと言ってもらえた。(球団には)ケガが多かったので申し訳なかったということと、後輩を見てほしいと言われてるので、あんまり出しゃばりすぎず後方支援という形で投手陣全体を見守っていけたらと伝えました」と話した。

投手陣最年長の37歳は、来季20年目を迎える。「チームの日本一を目指すことに貢献するのは常に変わらない。20年間も野球ができるとは思っていなかった。今まで支えてくれた方がたくさんいたんですけど、そういう人たちに感謝の気持ちを持って。野球に対してもちゃんとリスペクトの気持ちを持って、日々を過ごしていきたいなと思います」と力を込めた。オフは例年通り、静岡・伊東で自主トレを行う予定。(金額は推定)