阪神坂本誠志郎捕手(27)が11日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、100万円アップの1500万円でサインした。

プロ5年目の今季は38試合に出場し打率2割1分3厘。「チームが前半なかなか、特に開幕したての頃、勝てない試合が多かったのは自分に責任があると思ってます。そこがなければ、後半どうなっていたか分からないぐらいの勝敗になってたと思うので」。今季を振り返り、開幕直後に敗戦が続いた責任を背負った。

巨人から加入した山本は同い年。明大時代に、東京6大学野球リーグでも対戦していた。連絡も取り合っており「何でも聞いてほしい」と伝え、サポート役を誓った。「彼は慶応で僕にとってもやっかいな相手。痛い目にあわされていますし、味方にいてくれると心強いというのは大学の時から感じていた。守備も堅実で心強い選手が来てくれたなと思います」とチームメートになることを喜んだ。

この日、新たに阪神の選手会役員を務めることも発表。「(選手会長になる)近本はしっかりしているので。任せとけばいいかなと思っていますけど。より良いチームの環境だったり、選手のコンディショニングであったり、いろいろなところでしっかり話ができればいいと思う」と意気込みを語った。(金額は推定)