阪神梅野隆太郎捕手が上位打線での出場に意欲を見せた。カンテレ「こやぶるSPORTS 大忘年会SP」(12月31日午後4時15分~、関西ローカル)の収録に2年連続で参加。

芸能人チームの助っ人として1番打者を務め、プロ野球レジェンド軍と対戦した。背番号「44」では最後のプレーとなり、DeNAの三浦新監督との対決も実現。「今年は緊迫したゲームだったので、シーズンのような駆け引きができて楽しかったです」と、笑顔で振り返った。

シーズンではプロ7年目で自身初の2番打者も経験した。来季に向けては「2番も攻撃型であったり、作戦面で何でもできて『嫌なバッター』と思われるのが一番の評価だと思う。もちろん2番も打ちたいですし、隙さえあればそういう上位打線を奪って活躍したいという思いがあります」と、力強く宣言。強力助っ人陣らにも負けじと、高い競争意識で打線を底上げしていく。

○…収録で共演した元ヤクルト監督の古田敦也氏(55)が、梅野に高いノルマを課した。年々のレベルアップに目を細め、「打つ方は3割。盗塁阻止率はピッチャーとの関係もありますが、3割5分~4割ぐらい期待したい」。ドラフト4位で阪神入りした立命大の後輩栄枝裕貴捕手(22)には、強肩に注目。「梅野くんを脅かすくらいまできたら、チームも強くなりますので大いに期待したい」とエールを送った。