オリックス吉田一将投手(31)が大阪市内で契約交渉を行い、500万円減の2900万円で更改した(金額は推定)。

13年ドラフト1位の吉田一はプロ7年目の今季、23試合に登板。8月15日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)、同20日西武戦(京セラドーム大阪)の2試合でショートスターターを務めるなど、先発、中継ぎ、抑えのフル稼働でシーズン1勝1敗1セーブの成績だった。

吉田一は「僅差で負けていて、もう1点もやれない状況で粘って、バッターに逆転してもらう。そういう状況で抑える中継ぎの投球を評価していただければ。そんな試合を続けていけば、大型連勝も見えてくるので」と、勝ち継投以外に劣勢で粘って勝ち試合に持っていく救援陣への評価を強く訴えた。球団側からも「評価を変えていかなければと思っている」と答えたそうで「いい話ができたと思います」と語った。