オリックスの育成ドラフト3位、宇田川優希投手(22=仙台大)が、2つの“金言”を手に大阪・舞洲の青濤館に入寮した。

大学時代に使っていた物とプロで使う予定のグラブを持参。ともにブルー系のグラブで、仙台大時代に使っていた物は「天才少年」、新しいグラブは「塞翁が馬」の4文字の刺しゅう入り。「4文字熟語を入れたくて、大学時代は天才少年になりたいと思ってこの言葉を選びました。“塞翁が馬”は大学の監督が選んでくださった言葉です」と説明した。

入寮までは、実家のある埼玉県で過ごした。旧友や知人がプロ入りを記念する食事会などを企画してくれたが、新型コロナウイルス感染拡大の状況を考えて自粛。気持ちを引き締め、プロでの新生活に臨む。

▽オリックス育成5位佐野如一外野手(22=仙台大)「高校の監督に、卒業のときにメッセージの入っているボールをいただいた。大学でつらいとき、くじけそうなときに自分を奮い立たせることができたので、これからもこれを見て頑張ろうという気持ちを込めて持ってきました」