日本ハムのドラフト5位根本悠楓投手(17=苫小牧中央)が6日、地元の白老町から珍アイテムを手に入寮した。

「北海道を忘れないように『いくらのアイマスク』を持ってきました」。昨年末に知人が買ってきてくれたという。イクラは大好物で、しょうゆ漬け派。いくらかけご飯なら「2、3杯食べます」と愛するだけに、見た目も質感もイクラのようなアイマスクを「使ってみようかな」と人生初の寮生活のお供に選んだ。

この日は単身での移動だったが、羽田空港で伊藤とばったり出くわすと「一緒に行こう」と声をかけられて合流。電車移動では距離を取って座り、寮の最寄り駅からタクシー移動の際は1人1台ずつ。ソーシャルディスタンスも意識しながらの不安な道中も、道産子の先輩の存在が緊張を和らげてくれた。いよいよ始まる新生活。とっておきグッズで安眠を確保して「練習をしっかり頑張って活躍できるように」と、イクラのように弾けるプロ野球人生を目指す。