日本ハムの新人合同自主トレが9日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷でスタートした。ドラフト2位の五十幡（いそばた）亮汰外野手（22＝中大）は早速、栗山英樹監督（59）ら首脳陣が見守る前で自慢の快足を披露。春季キャンプ1軍スタートをアピールし、尊敬する西川遥輝外野手（28）に弟子入りを志願した。同1位の伊藤大海投手（23＝苫小牧駒大）は100点満点のマイペース始動で初日を終えた。

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栗山監督は大学、社会人ルーキーのキャンプ1軍スタートの決定を保留した。「今日の動きを見て（メンバーは）組み直します」。1軍スタートも示唆していた即戦力の期待がかかる伊藤、五十幡、古川、今川の動きを見て「（調整を）しっかりやってきてくれた」と目を細めた。1、2軍のどちらでも自分を見失うことなく練習に打ち込めると確信したことで、振り分けについてはコーチ陣に「ギリギリまで見極めてほしい」と要望した。