巨人ドラフト1位の平内龍太投手(22=亜大)が14日、18人の同期入団選手とともに新人合同自主トレに臨んだ。50メートルほどの距離でキャッチボールやランニングなどを行い「思ったより動けてたので、これまでしっかりできていたと思う」と手応えを口にした。

視察した原辰徳監督(62)からは「結論を急ぐのはまだ早いと思う」とした上で「1軍からスタートできる可能性を高く持っている選手だなと思います。平内、(ドラフト4位の)伊藤君、彼らは宮崎からスタートができるんじゃないかなと思っています」と評された。平内は「そこに呼んでいただけるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

12日に就任した桑田真澄投手チーフコーチ補佐(52)も視察した。直接話す機会はなかったが「すごいピッチャー。自分の中ではコントロールがいいイメージがあります。自分は制球力が一番の課題。聞いていきたい」と目を輝かせた。