「1番センター」の助言で「1番センター」奪取! DeNA神里和毅外野手(27)が28日、神奈川・横須賀の球団施設DOCKでの自主練習後にオンライン取材に対応。中日大島洋平外野手(35)とロッテ藤原恭大外野手(20)のアドバイスを刺激に、レギュラー奪回を誓った。

日本生命の先輩で中日の「1番センター」を務める大島とは例年、自主トレをともにしている。今年も打撃について意見を求めると「お前にはそこまで言う必要はない。そんな変える必要はないと思う」と言われたという。またスイングへの意識でも共感し「自分の考えも間違いではないのかな」と自信を深めた。

また同じく自主トレに参加していたロッテ藤原にも刺激を受けた。「バッティング見て、年下ですけど、すごいなとは思いました。いろいろ『どうやって打ってるの?』と聞いたりしました」という。具体的な説明は避けたが「考え方はほとんど一緒なのかなと。ただ捉え方が違うだけで、やってることは一緒なのかなと思いました」とのこと。同じく俊足強打を持ち味とする「1番センター」として、通じるものがあったようだ。

昨季「1番センター」を務めた梶谷はFAで巨人に移籍。神里は「今年は何としてでもレギュラーとしてやっていきたい。やらないといけないなと思ってます」。他球団の「1番センター」との交流を刺激に、チームでの確固たる地位を築く決意だ。