ヤクルトの臨時コーチを務めている古田敦也氏(55)が、“二刀流”で選手を鍛えた。

午前はブルペンでマスクをかぶって石川の投球を捕球。その後、昼休み返上でランチ特打の打撃投手を務めた。高津監督とのキャッチボールで肩を温めてから、マウンドへ。村上に61球、青木に74球、内川に39球。合計174球、熱投した。 打席に入った村上に対しては「かかってこい村上!」と宣戦布告。ファウルや凡打に打ち取ると「よっしゃ!」と喜び、際どいコースを見逃されると「今のは入ってるやろ!」と感情をむき出しにして投じた。

ときおり変化球を織り交ぜ、手加減はせずに全力投球。青木は「なんかカットボールを川上憲伸さんに教えてもらって、スライダーを伊藤智さんに教えてもらって、チェンジアップを山本昌さんに教えてもらって。『それを駆使してきょうはお前を抑える』と言っていました」。古田臨時コーチは村上と内川からそれぞれ4本ずつの柵越えを浴びて、マウンドを降りた。

指導2日目も精力的にグラウンドを駆け回るOBに対し、高津監督は「ちょっと体が心配ですね。すごく体を動かすことが気持ちよさそうですしね、選手と一緒にグラウンドに立ってやる姿というのは、ご本人も楽しんでいらっしゃるんじゃないですかね」と優しげに笑った。

▽ヤクルト青木(古田コーチの打撃投手に)「たまにくるチェンジアップは抜けていましたね。久しぶりに投げたにしては、あれだけ長い時間投げられるなんて、染みついているものなのかなと思います。本当に貴重な時間で楽しかったです」