ソフトバンクが宮崎春季キャンプ第3クール初日の9日、野手メニューに「R&D」を導入した。メーカーなど企業で科学研究や技術開発を行う業務「リサーチアンドディベロップメント」の略で、ここでは打者のスイングなどをデータ化し、フォーム改善に役立てるという目的がある。

リチャードら4選手が、チョッキのような測定器具を身に着けてマシン打撃を行い、フォームの解析を行った。データは後日、明らかになるという。工藤監督は「野手の体の動きやスイングの速さ、軌道を計測します。どういうデータが出るかにもよりますが、今後の選手へのアドバイスに生かせたら」と狙いを説明した。

IT企業を親会社に持つソフトバンクは早くからデジタル分析に着手しており、19年秋季キャンプでは米国のトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のスタッフを招いたこともあった。

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