広島矢崎拓也投手がイメチェンを開幕ローテ入りにアピールした。紅白戦の白組先発として、3回を2安打無四球で無失点。

これまでの直球で押すスタイルとは違い、習得した大きく曲がるスライダーやツーシームの変化球などでカウントを整えながら、持ち味の力強い真っすぐでも押した。「四球を出さずにイニングを重ねていけたのはプラスの要素だと思います」。制球難のイメージ払拭(ふっしょく)に取り組んできた成果が表れた。今年、変わったのは「13」から「41」となった背番号だけではない。

先発枠は限られている。雨天中止の影響もあるが、まだ対外試合での登板がない立場が矢崎の序列を表している。佐々岡監督は「競争しないといけない立場というところで、(紅組先発で3回5失点の)中村祐太と内容などは明暗が分かれた」と結果を評価した。

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