楽天石井一久GM兼監督(47)が27日、開幕投手と開幕2戦目の先発投手を発表した。

3月26日の日本ハムとの開幕戦(楽天生命パーク)は涌井、2戦目は8年ぶりに古巣復帰した田中将に決まった。指揮官は「よほどいろんなことでずれがない限りはその順番でシーズンを戦っていきたいと思います」と力を込めた。

涌井は西武時代に5度、ロッテ時代に4度の開幕投手を経験。加入1年目の昨季は11勝を挙げ、史上初の3球団最多勝をマークした右腕が10度目の大役を担う。同GM兼監督は「昨年もしっかりとイニングを投げてくれましたし、勝ってくれましたし、チームのために貢献した一番のピッチャーなので、まず最初の先陣を切って彼に任せたいと思います」と期待を込めた。

2戦目の先発を予定する田中将には「土曜はだいたいナイターデーとかすごく非常に変化のある曜日。そこでしっかりと勝っていただきたいというか、涌井で勝って、田中で勝って、勝ち越しというところを3連戦の中では理想としている。強いピッチャーを2人もってきた」とし「次の週も違うピッチャーが入ってくる。いろんな組み合わせの中で田中投手が登板することになりました」と説明した。