開幕投手に内定していたオリックス山本由伸投手(22)が、自身初の開幕戦登板に意気込んだ。

「今日、投げ終わった後に中嶋監督から『26日、行くぞ』と言ってもらった。気を引き締めて万全の状態でいきたい」

19年最優秀防御率、20年最多奪三振と順調にキャリアを積み上げてきた22歳右腕。2年連続タイトルホルダーに「開幕投手」という称号が加わった。

この日はソフトバンクとの練習試合(宮崎市清武)に2番手で救援登板。予定していた3回を2安打無失点。最速155キロを計測し、5三振を奪った。

決戦となる「3・26」に備える。開幕の対戦相手は西武。山本は西武戦で抜群の成績を誇る。先発登板は過去7試合4勝1敗で、防御率0・68と山賊打線を抑えている。中嶋監督がこだわるのはスタートダッシュ。オリックスの開幕戦は11年に引き分けた後は9連敗で、10年、勝ち星がない。

開幕ダッシュへ、勢いをつけるマウンドになる。

オリックス担当のツイッターはこちら―>

オリックスニュース一覧はこちら―>