8年ぶりに古巣復帰した田中将大投手(32)をはじめ、豪華先発陣をそろえる楽天が「土」をテコ入れした。3月9日からオープン戦9試合を行う静岡・草薙球場のマウンドを、今年から本拠地楽天生命パーク仕様にする。石井一久GM兼監督(47)は「できれば沖縄もそうしたかったですがタイミングと時間が合わなかった。静岡は試合が多くなってくる。調整でも硬いマウンドで投げさせてあげたい」と2月上旬から要望を出していた。

硬く、スパイクの歯が刺さりやすい材質の土や砂を用いた本拠地球場が年々増えている。楽天は例年、3月の開幕前を寒冷地の本拠地仙台ではなく、静岡で実戦を重ねる。楽天生命パークのグラウンド担当者は2月22日の沖縄・金武キャンプ終了後、直接静岡入り。4日の本隊入りに向け、県と協力しながら土、マウンド造りに励んでいる。

米国仕様からの適応にいそしむ田中将は比較的軟らかい金武、浦添での2度の実戦登板で、マウンドを気にするそぶりを見せた。指揮官は「雨で滑りづらくなる素材の砂も入れてもらっている。田中くんだけじゃないですけど、静岡でほぼみんな投げられるので」と投手陣全体の意見を総合し実行に移した。