ヤクルトから巨人への移籍が決まった広岡大志内野手(23)が2日、スーツ姿で神宮球場を訪れた。

室内練習場での練習前には、高津監督やチームメートたちにあいさつ。「ヤクルトはプロ野球選手としてのスタートラインに立たせてくれた球団で本当に感謝しています。そしてたくさんの指導者の方々に恵まれ、そして先輩方、後輩、同級生の皆さんに出会えたことが僕にとっての一番の財産だと思っています。新しいチームで活躍して、頑張るのでこれからもよろしくお願いします。ありがとうございました」と話した。

青木からハグ。誰も後に続かず、青木が「なんで俺だけ。続いてよ」とつぶやき、笑いが起こった。

広岡は「監督には昨日お会いして『チームは変わるけどずっと見ているから、ずっと仲間やから』という言葉をいただきました。5年間在籍したチームメートと離れるのはすごくさみしかったですし、野球に関してはすごくプラスに捉えてやっていきたい」と前を向いた。