西武の先発ローテーションが決まらない。ロッテとのオープン戦で先発した左腕・浜屋が5回6安打4失点と、不安定な投球に終始した。1回、荻野に高め137キロ直球を左翼席へ運ばれ、3回は先頭から3連打を浴び追加点を献上。辻発彦監督は「ゲームつくるために、攻め方が違う。もっと野球を勉強しないといけない」とため息をついた。

140キロを切る直球で内角を攻めず、真ん中に入る甘い球を痛打された。辻監督は「自分が生きていくためにどうするかって。あいつはインコースに投げなきゃダメ。いくら球のスピードなくても、投げなきゃダメなのよ」と指摘した。左で球速帯も類似する吉川が、1回を投げ無安打無失点、2奪三振の好投。「投げっぷりがいいし、打者に気持ちが出ている。そこから入っていかないと。うまくコントロールよく投げて抑えようって、あの球威で抑えられるわけがない」。開幕まで3週間を切り、ローテ当確は開幕投手の高橋だけ。松本、今井、浜屋…先発投手が軒並み不安材料を残している。

▽西武浜屋(5回6安打4失点)「全然よくなかった。カウント悪くしてからの真っすぐ。コース、強さの精度をしっかり上げていかないといけない。

▽西武吉川(6回に登板し1回無安打無失点の好投) 全体的にストライクゾーンに投げることができている。球速、球威が上がっていけばもっと良くなる。

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