先発に挑戦する西武平井克典投手が、開幕ローテ入りに大きく前進した。オープン戦初先発となるロッテ戦で4回2安打無失点の好投。

ローテ当確は開幕投手の高橋のみと不安視される中、19年に稲尾超えとなる81試合登板のリーグ記録を樹立した鉄腕がアピールに成功した。「若い子にも負けられないですし、勝負かけて、先発をやると言ったので結果を出せて良かったです」と手応えを示した。

新球のチェンジアップを試し、課題に挙げた投球テンポもクリアした。4回を投げ、球数は54球で1イニング平均は13・5球。カウントが悪くなっても、打者を見ながら冷静に整え、無四球と安定した。辻監督は「良かったと思います。予定してた外国人2人(ニール、ダーモディ)がいないわけだから。そういう意味では苦しいけど、今の感じでは平井に投げてもらうしかないですね」とローテ入りを示唆した。

西武担当のツイッターはこちら―>

西武ニュース一覧はこちら―>