オリにも稲妻が走る!? オリックスは15日、人気漫画「キン肉マン」とのコラボ企画を発表した。選手会長の吉田正尚外野手(27)と自身初の開幕投手に内定している山本由伸投手(22)のチームの顔2人が「超人化」された。

マッチョマンこと吉田正は、筋肉を巨大化させた「キン肉マンビッグボディ」に変身。球種が豊富な山本は、腕が6本ある「アシュラマン」として描かれた。

会見に出席した吉田正は「まだ自分は『漫画レベル』の話ではないので…。1年間元気に戦って、チームを勝利に導けるプレーをたくさんしたい」とムキムキボディーながらも謙遜。山本は、自身の超人部分については「野球を愛する気持ちですね」と照れながらも「ファンの方が見て、興奮するようなプレーをしていきたい」と誓った。

作者「ゆでたまご」の2人で、原作者の嶋田隆司氏と作画の中井義則氏は大阪市内の小学校時代からの同級生。地元球団のオファーを快諾し、今回のコラボ企画が実現した。球団名にちなんで、人気超人の「バッファローマン」がオリックスのユニホームを着用したイラストなどのコラボ企画も発表され、フェースタオルや、Tシャツなどコラボグッズの販売も予定されている。超人との融合で、投打の主役がさらに強くなる。【真柴健】

◆キン肉マン 集英社の「週刊少年ジャンプ」に79年から87年まで連載された人気漫画。日本に住む超人「キン肉マン」こと「キン肉スグル」が主人公の、プロレス系格闘漫画。作者ゆでたまごのデビュー作で、代表作。