ヤクルト内川聖一内野手が“ピンチ”を迎えている。毎年開幕前は家族に赤飯を炊いてもらい、自身を鼓舞するのがルーティン。「今年は家族が開幕の日にこちらに見に来るようになるので、1人でどうしようかなと…。どこかテークアウトでも、お赤飯とか、めでたいものがあれば考えようかなとネットで探していました」と明かした。

昨季ソフトバンクからヤクルトに加入。21年目のシーズンとなるが、新たなユニホームを着ての開幕戦となる。「僕の野球人生にとって第3章というイメージになる。緊張感とか期待とか不安とか何年やっても変わらない。むしろ年齢を重ねて、その意味合いを感じる分、不安とか期待はどんどん大きくなっているので、ハラハラドキドキしながら開幕を迎えたい」と力を込めた。

昨季1軍出場はなかったが、オープン戦13試合で打率3割1分、1本塁打、9打点と、持ち前のバットコントロールは健在。3番山田、4番村上に続く5番打者としての地位を固めた。「打線の流れとして、つながってくる中での打順になる。試合の中で打つか打たないかで大きく左右される場面が多くなると思うので、ドキドキしています」。2年連続最下位から巻き返しへ。通算2171安打のバットマンが、気持ちよくスタートを切れるのか。ぜひとも、開幕の朝、めでたい食べ物をゲットしてほしい。

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