楽天石井一久GM兼監督が嵐の相葉雅紀から授かった“赤サブ”とともに、指揮官1年目に臨む。25日、日本ハムとの開幕戦に向け、楽天生命パークで最終調整。現役引退した13年以来、8年ぶりにユニホーム姿で迎える開幕を前にも「普段と変わらない一日。現役の時から全ての戦いが重要なので」と平常心を保った。
日米通算182勝を挙げた左腕には、貫禄漂う腕時計がきらりと光る。1月、以前から親交のあった嵐の相葉雅紀ら有志が共同購入したロレックスのサブマリーナーを贈られた。自身が生まれた1973年製で、ロゴが赤色の“赤サブ”と呼ばれるアンティークもの。現役時代から験担ぎはしないタイプだが「監督はみんな時計をしているので。楽天生命パークのベンチの天井が低いので、ガッツポーズをする時にバンバンぶつけても大丈夫な時計がよかったんですけど」と相棒に決めた。
8年ぶりに復帰した田中将ら豪華先発陣をそろえ、下馬評は高い。それでも「期待高くやらせてもらうことは幸せなこと。でも、そういう目で見ているのかとか、ちょっと節穴だなと思うところは多々ある」と冷静に受け止める。周囲の期待に応えるため、貫禄ある1本とともに、歓喜の時を刻む。【桑原幹久】
◆サブマリーナー スイスの高級時計メーカー「ロレックス」が1953年に開発した代表モデル。防水性の高い、世界初のダイバーズウオッチとして人気を博す。1965年に日付表示機能が搭載された「サブマリーナーデイト」が登場。1980年年頃まで発売されたロゴの「SUBMARINER」が赤色のものは“赤サブ”と呼ばれ、大手買い取り店の大黒屋によると、1973年製の“赤サブ”の買い取り価格は約150万円程度。



