21年のペナントレースが26日、開幕する。ヤクルトは神宮で阪神と対戦。高津臣吾監督(52)は、前日の練習後、開幕への思いを熱く語った。主な一問一答は次の通り。

-開幕前日を迎えて

まだ前日なので、特に興奮も緊張もしていませんけど。明日当日を迎えたら、そういう気持ちにはなるんじゃないかなと思ってます。今は特に、比較的落ち着いています。

-チームの仕上がりは

けが人が出たりしたんですけど、明日はベストなオーダーが組めると思います。スタートはしっかり戦いたいと思っていた。

-開幕投手の小川への期待

開幕戦は特別な試合だと僕は思っている。チームが今年やっていくぞというスタートをきる試合で、勢いがつくようなピッチングをしてくれたらなと思いますね。

-山田への期待

哲人にはそんなに多くを望んでいませんって言うとちょっとおかしな話ですけど、しっかりグラウンドに立って、彼らしいプレーをしてくれたらそれで十分なのかなと思います。それができればしっかりとした自分の役目であったり、チームが勝つことであったりというところの大きな力になってくれると思います。

-山田の状態は

昨日動きを見ても問題なく動けていたので、何ていうんですかね。バッティングの状態というのは、ずっとキャンプから見ていましたけど、昨日が一番振れていたんじゃないかなというような感じでした。なので、心配なく彼もスタメンのオーダーに入ります。

-4番村上への期待は

野球選手としてしっかり階段を上ってきて、順調に成長を続けてくれていると思います。そして、今年4年目になるんですけど、今年も同じく成長させていかないといけない、成長していかないといけない選手だと思います。これまでやってきた実績、昨年もそうですけど、4番バッターとしての成績を収めてきたんですけど、それだけに本人も満足してないでしょうし、ここで踏みとどまる選手じゃないと僕も思っています。今年はさらに上、さらに前というシーズンにしてほしいなというふうに思います。

-阪神の開幕投手は藤浪

いい投手であることは間違いないので、そんなに多くのチャンスもないでしょうし、そんなに多くの点を取ることも難しいと思います。そこをなんとか先に点を取って優位に試合を進めていくというような形で進めていけたらなと思います。でもそうは言ってもなかなかね、いい投手なので、簡単には点は取れないでしょうけど。それで簡単に点は取れませんでしたでは終わりたくないですね。

-藤浪対策は

まあ、研究はしました。勉強もしました。

-対策は監督だけで

野手みんなでやりました。

-監督からの指示は

言えません。

-攻略の糸口は

どうですかね。人がやることなので、なかなか思い描いていてもうまくいかないこともたくさんあると思いますし、それ以上の成果が出るかもしれないですしね。それはちょっとやってみないとわからないところだと思います。

-進化がテーマ。どんな1年に

しっかりとグラウンドに立ち、しっかりと相手に胸を突き出して、闘争心を出して、戦っていきたいなと思います。そんなに簡単なシーズンではないということは自覚していますし、そんなに簡単に勝てるとも思っていないですし。ただ2年連続最下位でまた負け続けるのもすごく悔しいですし。なんとかこう繰り返しになりますけど、胸を張ってね、しっかりとした姿でグラウンドに立って、闘争心を持ってグラウンドに立ちたいなと思います。

-今季への意気込み

これも繰り返しになるんですけど、そんなに簡単じゃないと思います。難しいシーズンであったり、大変なシーズンだと思いますけど、そういうところに立ち向かって、自分自身もチーム自体も前に進んでいける、成長できる1年にしたいなと思います。

-今年はお客さんが入っての開幕となる

開幕戦に関しては、昨年はすごくさみしい思いをしたので、すごく変な気持ちでというか、初めての気持ちで開幕をしたので、すごく気持ちの面では難しかったです。今回は有観客ということで、それを楽しみに神宮に足を運んでくるお客さんばかりだと思いますので、一緒になって楽しむというと言葉がおかしいですけど、僕も初めてのお客さんが入ってる開幕戦を楽しみたいと思います。冬を越して春を待って開幕を待っててくれていたお客さんが、本当に楽しんでくれるようなゲームができたらなという風には思います。

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