ソフトバンク柳田悠岐外野手(32)が21年初アーチを描いた。

3ー1の6回無死一塁。二木の129キロフォークを右翼スタンドギリギリに運んだ。インパクトの瞬間、ペイペイドームは大歓声。柳田もバットを高く上げ、アーチを確信していた。

「(先発の石川)柊太が頑張ってくれているんで、(今宮)健太も出ていましたし、何とかここで追加点をという気持ちでした。『ためて、ためて、解放!』って感じで! 開幕戦だからというわけではないですが、やっぱりいい形で勝ちたいですし打てて良かったです」。

今季は両アキレス腱(けん)のコンディション不良で調整が出遅れた。オープン戦では5試合で11打数4安打、打率3割6分4厘も長打は出ず。開幕前には「(ホームランを)打てるに越したことはないけど、あまりホームランホームランと意識ではなく、自分の良いバッティングができるようにということだけ考えてやりたいなと思います」と話していた。タカの主砲ギータが、ようやく目覚めた。

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