巨人の7連勝はお預けになった。2回に吉川尚輝内野手の中前適時打で、8試合連続で先制。6回には岡本和真内野手が自身初の三塁打で出塁すると、1死三塁から大城卓三捕手の遊ゴロ間に1点を追加した。

先発した今村信貴投手は7回1死でDeNAソトに1号ソロを浴びると、6回1/3を4安打1失点で降板。継投策に出たが8回に中川皓太投手が同点に追いつかれた。9回はチアゴ・ビエイラ投手が3人で締め、勝ち越しを許さず引き分けに持ち込んだ。

試合後、原辰徳監督(62)の主な一問一答は以下の通り。

20日からは首位阪神との3連戦(東京ドーム)に臨む。3ゲーム差を、どこまで縮めることができるか。盛り上がり必至の伝統の一戦が、今から待ち遠しい。

-最後はビエイラがよく?

そうですね。堂々と放って、緊迫した場面でもね。

-今村は?

ナイスピッチングですよ。もう少し打線がね、というところもありましたけど、今日は両軍の投手陣がいい投球をしましたね。

-8回、中川は先頭の死球がもったいなかった?

そりゃそうですね。しかし、勝ち越しを許さずにバトンを渡しているわけだから、それはそれで良かったと思います。

-先制した後の3回、4回に先頭を出したが無得点

そうですね。もらったようなノーアウトランナーセカンド、あそこがね、やっぱり1本出ていればというところはありますね。

-その中でも勝ち越しを許さないのはチーム状態の良さ?

そうですね。価値ある引き分けだと思いますよ。

-当面、ビエイラが最後?

その辺は状況(に応じて)で、いいんじゃないでしょうか。

-1日挟んで、20日から首位阪神戦

(DeNA戦を終えたばかりで)阪神のことはちょっとまだ考えていないけど(苦笑)。またコンディションを整えて、火曜日から戦います。