今季初昇格へ再出発だ。前日20日に1軍練習に参加するも昇格が見送られた広島小園海斗内野手(20)が、ウエスタン・リーグのオリックス戦に先発出場した。1軍から矢野が出場していたこともあり、「6番二塁」でのスタメンになった。

2回の第1打席に、二塁手のグラブをはじく右前打で出塁。二盗はアウトとなるも、4回は1死から四球を選んだ。再出発となる一戦で3打数1安打1四球。打率を再び3割に乗せた。

前日は2軍の試合には出場せず、1軍の練習に参加した。練習前の円陣では一発芸を披露し、練習では打撃に守備、走塁とはつらつとした動きを見せた。ただ、出場選手登録は見送られ、この日から2軍で再出発を切った。

試合後に同期入団の林と2人で特守を受けた小園は「(1安打は)少ないですけど、1試合1本以上は積み重ねていきたい。結果も内容も求めていきたい。昨日も練習参加のチャンスをもらっているので、またチャンスをもらえるようにやっていきたい」と汗を拭った。