カブスなどで活躍し、広島時代の79年には球団初の日本一に貢献した元外野手のエイドリアン・ギャレット氏が、22日に肺炎のため亡くなったと23日、AP通信など複数の米メディアが報じた。78歳だった。

ギャレット氏は66年にブレーブスでデビュー。その後はカブス、アスレチックス、エンゼルスを経て77年に広島入団。1年目から35本塁打を放ち、2年目には40本塁打を放つなど3年間で通算102本塁打を記録した。78年にはオールスターMVPに選出。引退後はホワイトソックスやロイヤルズなどでコーチを務めた。

メジャーでは通算8年で163試合に出場し51安打、11本塁打、37打点。広島では通算3シーズンで338安打、102本塁打、247打点。弟ウェインもメジャーリーガーで、79、80年には中日でプレーした。