天理大が負ければ優勝の可能性が消滅する一戦で、エース井奥が7回無失点と踏ん張った。

チームに新型コロナウイルス感染者が出たことで、16、17日の試合出場を辞退。ただ以前からコロナ対策で練習場を完全分離していて、レギュラー組に濃厚接触者がいないことが確認され、さらに17日が雨天順延になったことで、この日の試合出場が可能となった。首位甲南大が敗れて逆転優勝のチャンスも残り、井奥は「残り試合全勝に向けて、僕はまた一生懸命腕を振るだけです」と責任感をにじませた。