ふくらはぎ痛から復帰の広島大瀬良大地投手(29)が、39日ぶり1軍登板を勝利で飾れなかった。

勝負どころでブランクの影響を露呈した。2点を先制した直後の5回1死三塁、8番炭谷に2ストライクからのつり球が甘くなり、適時打にされて失点。さらに2死一、二塁からウィーラーに初球を痛打され、逆転を許した。「そこでもっと粘れたら良かった。少し甘く入ってしまった」。コロナ禍のチームを救えず、エースは敗戦の責任を背負った。