DeNAが最も苦手としていた相手ソフトバンクに逆転勝ちを決めた。

1-3とリードを許して迎えた8回裏。宮崎敏郎内野手の適時二塁打で1点差に迫った。ソト敬遠で1死満塁。7番のルーキー牧秀悟内野手が右中間へ逆転2点二塁打を放った。牧はプロ6度目の猛打賞で、プロ初の4安打。二塁塁上で両手を上げた。

牧は「前回の楽天戦で無死満塁で打てなくて、変な気持ちだった。タッチアップでもいいと軽い気持ちで。点が入ってよかった」と喜んだ。

幕切れも牧だった。9回2死一塁、クローザーの三嶋一輝投手が一塁へけん制悪送球。バックアップに走った二塁牧が、三塁へ好送球。「足の速い周東さんで絶対サードに行くと思っていた」。一気に三塁を狙った俊足の代走周東を刺した。

DeNAはこれで交流戦4勝目(2敗1分け)。ソフトバンクには過去17勝40敗2分けで、交流戦全チームの全カードで最も勝敗が偏っていた。

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