初出場の沖縄大(九州地区大学野球連盟南部)は完封負けを喫した。失策がらみの1失点で惜敗。沖縄県勢としての初勝利も果たせなかった。

名城大の横手投げ右腕・松本凌人投手(2年)を攻略できず、わずか3安打で9三振。1回無死三塁のチャンスに2者連続三振など決定力に欠き、最後までこの日最速150キロを記録した直球とキレ抜群のスライダーに翻弄(ほんろう)された。

大城貴之監督(49)は打線沈黙について「(松本投手は)スピードがあった。特に右バッターのインコースを得意なスライダーで投げ分けられ、最後まで打ちあぐねた」と悔しがった。