ソフトバンク武田翔太投手が、自身初となる2試合連続2桁奪三振の快投も、4勝目はならなかった。

初回はいきなり、3者連続空振り三振。3回にも3者連続で、バットに空を切らせた。自慢のカーブにカット、フォークなどを駆使して4回まで9奪三振。6回、菊池涼から144キロの直球で空振り三振を奪い、1日のDeNA戦(横浜)に続き2試合連続10Kの快投。「ストレート、変化球ともに調子はすごくよかったと思います。ただ先制してもらった次の回にすぐに追いつかれてしまい、申し訳ないし、悔いの残る投球になってしまった」。今宮の1発で先制点をもらった直後の7回表、2死から会沢に同点アーチを被弾。7回106球でマウンドを降りた。

「調子がよかっただけにとても悔しい。1球の怖さ、大切さをあらためて感じた」。最終9回はサヨナラ勝利を信じてベンチで戦況を見守ったが、無念のドロー。次戦こそ、勝利をもぎ取る。

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