DeNA田中健二朗投手(31)が支配下登録を結ぶと15日、DeNAが発表した。背番号は以前つけていた46。中継ぎの国吉がロッテにトレード移籍となり、経験豊富な田中健にはブルペンの強化に白羽の矢が立った。

田中健は07年のセンバツで優勝し高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団。主に中継ぎとして活躍し、15年に16ホールドを挙げて1軍に定着。16、17年は60試合以上に登板した。通算では208試合に登板し、11勝13敗1セーブ50ホールドを挙げている。

19年8月に左肘内側側副靱帯(じんたい)の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。その後はリハビリで1軍登板はない。今季2軍ではチーム最多の21試合に登板し、0勝1敗1セーブで防御率3・48。20回2/3で20三振を奪うなど、奪三振率は8・71と高い。