日本ハム栗山英樹監督(60)が試合前、大リーグ史上最速となる197試合目で通算1500三振を達成したパドレスのダルビッシュ有投手(34)が発した言葉に感銘を受けた。

ダルビッシュが試合後、達成した記録について問われた時の回答が琴線に触れた。ダルビッシュは「いろいろなことがありましたし、すごく苦しい時もありましたけど、日本ハムファイターズのGMの吉村さんに僕が悪い時も『君は世界一のピッチャーだから』と言われていて、すごく自分も腐りそうな時だったですけど、それで持ちこたえられましたし、やっぱり自分の家族、妻にも支えてもらってますので感謝してます。ファンの方々が自分のピッチングに対してポジティブな意見をくれるので、それで今ここに立っている。皆さんに感謝してます」と話していた。

しっかりとチェックしていた栗山監督は「ああいう話、オレは好きだな」と笑顔で振り返った。