西武松坂大輔投手(40)が7日、今季限りでの現役引退を球団を通じて発表した。

同じ「松坂世代」で、高3夏の甲子園ではPL学園主将として、松坂の横浜と延長17回の激闘を戦ったソフトバンク平石洋介打撃コーチ(41)は「思い出もいっぱいありますし、プレーヤーとしてだけじゃなくてね、あいつの人間性というか、ぼくらの代はみんなひかれていると思う。なかなか個人名でなんとか世代ってあんまりないじゃないですか。ここまで世の中のみなさんが知っていることも珍しい。高校の時もすごかったし、プロに入ってからもすごかった。もう1つは大輔の人間性。松坂世代と言われても、本当だったらね、と言われる人もいてもおかしくないんじゃないかと思いますけど、言われることに対して嫌な思いをしている人は誰ひとりいない。それはもう、大輔の人間性だと思います」と話した。