西武が3点リードを守れず手痛い引き分けに終わった。

7回に増田が1点を失うと、8回にギャレットが、2死二、三塁から佐藤都に同点2点適時打を浴びた。辻監督は「勝てなかったのは非常に残念」と振りかえった。4回の山川の3ラン以降、無得点の打線については「(得点圏に)送らせて、もう1本というところで出なかったね」と淡々。5、7、8回と犠打で3度、二塁まで走者を進めながら、追加点を奪えなかったことを悔やんだ。

▼西武が今季15試合目の引き分け。引き分け試合のシーズン記録には82年中日の19試合があるが、西武では59、87年の各14試合を上回る球団新記録。 なお、パ・リーグ記録は74年南海の16試合で、あと1試合で並ぶ。

▽西武山川(4回に2戦連発となる15号先制3ラン)「手ごたえはすごく良かったですが、風が(逆方向に)吹いていたので、いってくれ! という思いで見ていました」

▽西武本田(5月1日以来の先発で5回を5安打無失点)「逆風だからこそフライアウトを取ることができると前向きに投げることができたと思います」

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