DeNA京山将弥が3週連続で快投を見せた。初回に味方の失策で出した走者を、どん詰まりの適時打でかえされて失点。だが、2回以降は最速150キロの直球に、カットボール140キロ台前半のカットボール、130キロ台中盤のフォークボールのコンビネーションがさえた。5回は2死一、三塁のピンチを迎えたが、ビシエドをフォークで空振り三振に仕留めた。

8月20日の巨人戦では、山口と投げ合い、5回1失点で今季初勝利を挙げた。同27日のヤクルト戦では奥川との投げ合いを制し、7回無失点で2連勝を飾った。昨年、2軍監督として見ていた三浦監督が「自分が見た中で一番よかった」と絶賛する投球だった。この日、相手先発は昨年の沢村賞投手、大野雄。好投手との投げ合いはお手のもの。ポーカーフェースで、相手打者を抑えていった。味方打線の援護がない中、6回4安打1失点、自責点0でマウンドを降りた。