阪神が終盤に4番の1発が飛び出し、引き分けに持ち込んだ。巨人が負けたため、ヤクルトが勝率の差で2位に浮上。首位阪神とはともに3・5ゲーム差となった。

3点を追う9回に、2四球で1死一、二塁とすると、4番ジェフリー・マルテ内野手(30)が左中間へ同点の18号3ランを放った。最後は9回裏を守護神ロベルト・スアレス投手(30)が3者凡退で締めた。

チームトップタイ10勝を挙げている先発の青柳晃洋投手(27)は、5回6安打2失点と粘投。打線は5回無死満塁の好機で無得点に終わるなど、好機を生かせない展開が続いていたが、最後に起死回生の1発が飛び出した。

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