阪神の嶌村聡球団本部長(54)が16日、プロ志望届の提出前に担当スカウトが天理の達孝太投手(3年)と面談に臨んでいたプロアマ規定の違反について謝罪した。以下の通りコメントを発表した。

「当球団スカウトが、プロ野球志望届の提出が完了していない選手と面談を行ったことにより、当該選手、当該高等学校ほか関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまい、深くおわび申し上げます。当球団としては、事実確認後速やかに当該スカウト及び全スカウトに対して厳重注意を行うとともに、改めてルール順守の徹底を通知したうえ、日本野球機構(NPB)に経緯を報告しております。今後二度とこのようなことが発生しないよう管理体制を強化してまいります」

日本高野連は前日15日に審議委員会で協議し、同校の笠井要一部長と中村良二監督に対して、厳重注意措置の指導をすると発表していた。