楽天先発の田中将大投手(32)が今季18試合目の登板で、いずれもワーストの8安打5失点を許し、最短タイの5回85球で降板した。

2回に3点を先制してもらったが、まさかの展開となった。4回、1死から柳田に安打を許し、続くデスパイネに2ランを浴びた。5回2死走者なしから川瀬に左安、栗原に逆転2ランを浴びると、柳田に中前打、デスパイネに四球で2死一、二塁とし、牧原大に左前適時打を許した。3アウトを奪い、ベンチに戻ると、がっくりと肩を落としてうなだれた。

ソフトバンクには10年4月18日の黒星以降、自身13戦で9連勝中。7月13日の前回対戦でも7回1失点で今季4勝目を挙げていたが、それ以来5戦、約2カ月ぶりの白星はならなかった。