阪神が中日に競り負け、ヤクルトが勝ったため、9月3日以来の首位陥落となった。勝率5割7分1厘のヤクルトが5割6分8厘の阪神を上回り、マイナス0・5ゲーム差で首位となった。

痛い1敗となった。先発青柳は毎回安打を許しながらも6回8安打2失点と粘りの投球を見せた。だが、打線が中日先発の左腕松葉に6回無得点に抑えられた。8回にマルテの左前適時打で1点差に迫ったが、9回は前日21日に攻略した中日守護神R・マルティネスに抑え込まれた。

ここ5試合で6得点、1試合平均1・2点と打線が投手陣を援護できず、2勝3敗と苦しい戦いが続いている。矢野監督は試合後、「かえすところが、かえされへんから」と主軸の不調を嘆いた。

▽阪神小川(7回に登板し四球を出すも1回無安打無失点)「(二盗を阻止した)梅野さんにも助けられましたが、ランナーを出した後に0点で抑えられたことは良かったです」

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