左太もも裏の筋損傷で2軍調整していたオリックス吉田正尚外野手(28)が出場選手登録され、1-1の9回1死一塁で代打で登場した。スタンドは大きな拍手で迎えたが、カウント1-1からの150キロを打って左飛だった。

この日の試合前練習は自主練習の形態で行われ、吉田正は打撃練習と走塁練習に取り組んだ。フリー打撃では右翼5階席前のバルコニーフェンスを直撃する豪快な打球を飛ばし、持ち前の打力を披露。またベース間の走塁も行い、患部の状態を確かめた。

その後、26日の先発投手の竹安とともに出場選手登録。試合はベンチスタートとなった。

吉田正は3日のソフトバンク戦で負傷し、5日に出場選手登録を抹消された。24日のプロアマ交流戦で実戦に復帰し、2打数1安打1四球。25日はウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)で先発出場し、2打数無安打1四球だった。