阪神秋山拓巳投手(30)が粘りの投球を見せ、5回5安打1失点に抑えた。

勢いに乗るヤクルト打線を相手に、初回からピンチを背負った。2番青木に右前打を許すと、4番村上に四球を与え2死一、二塁。迎えたオスナの打球は中堅への大飛球となったが、近本がフェンス際で好捕し、味方に救われた。

2回は連打で無死一、三塁とピンチを再び招くも、西浦から3連続三振。3回は先頭の青木に右翼へ二塁打を浴び、そこから1点を失ったが、最少失点で踏ん張った。

4、5回は3者凡退に抑えて、6回からアルカンタラにスイッチ。前夜に絶好調の高橋遥人投手(25)が5回7安打4失点と打ち込まれたショックの中、ここまで10勝の右腕が底力を見せた。