千葉テレビで試合を実況した黒沢幸司アナウンサー(45)が、ロッテ岡大海外野手(30)の劇的サヨナラ弾に男泣きした。

打球が高々と上がった瞬間から声がうわずり、岡が三塁を回ったころから嗚咽(おえつ)のような声も。歓喜したナインがあいさつを終えても、しばらく沈黙があった。

ロッテOBの元投手で解説を務めた倉持明氏(69)は「実況が泣くのは初めて見ました」とほほ笑ましそうに話し、「岡大海を抱いてください」と感無量の黒沢アナウンサーに言葉をかけた。

2003年から千葉テレビでロッテ戦を実況する黒沢アナウンサーは、「ロッテのサヨナラ勝利を実況するのは初めてです。(現役時代の)井口監督がサヨナラ満塁本塁打を打った試合も実況しましたが、中継終了後でした」と涙の理由を明かした。