巨人にドラフト1位指名された関西国際大のエース・翁田大勢投手(4年=西脇工)だったが、16日の神戸国際大戦で登板することはなかった。

先発した左腕の不後祐将投手(2年=中京学院大中京)が7回まで参考記録ながらノーヒットノーランを演じ、試合はそのまま7ー0のコールド勝利で終了。予定では8、9回の終盤から投げる算段だったが、かわいい後輩の好投とあっては仕方ない。「途中から意識もなく終わってみればノーヒットでしたという感じでした」と喜ぶ不後に「ナイスピッチング!」と声をかけていた翁田は「明日が最後なんでやってきたことをしっかり出したい。やはりドラフト後なんで、自分がどんな投球するか気になる人もいると思う。そういう人が春わくわくとなるような結果を出したい」。今日17日の神戸国際大戦では途中からの登板となるが、名刺代わりの活躍を見せたいところだ。