「平成の怪物」が最後のマウンドに上がった。西武松坂大輔投手(41)が19日、日本ハム戦(メットライフドーム)で引退試合の先発に臨んだ。
対戦相手の日本ハムも、松坂の現役ラスト登板に最大限の敬意を払い、チームにとって最高の打者であり、松坂の横浜高の後輩、今夏の東京オリンピック(五輪)で侍ジャパンの一員として金メダルを獲得した近藤健介外野手を1番で起用。
今回が最初で最後の対戦は、5球目の116キロがインコースに外れ、四球となった。打者1人限定の登板だった。投げ終わった直後の表情は硬かったが、マウンドに内野手と捕手森、西口投手コーチが集まると笑顔になった。
平成の怪物・松坂大輔のラストデーを写真を中心に追いかけました。
引退会見、練習の様子もたっぷりと
マウンドに向かう松坂
投球を前に屈伸する松坂
日本ハム近藤があいさつ
初球を投じる
2球目はストライク
3球目はボール
投球の合間にスタンドを見上げる
投球の合間に呼吸を整える
4球目はボール
5球目の116キロがインコースに外れ、四球に
交代を告げにマウンドへ向かう西口投手コーチに一礼
交代を告げられ笑顔を見せる
外野陣にも手を上げ、あいさつ
十亀と握手を交わしマウンドを下りる
日本ハムベンチにあいさつ
拍手で送る日本ハムナイン
辻監督と握手
ナインに迎えられる
ベンチで大きく深呼吸
試合後に場内1周し、涙をこえらながらマウンドに向かう
横浜高の後輩・日本ハム近藤、万波、高浜、浅間と、栗山監督からあいさつ
マウンドのプレートをかみしめるように触り、一礼。マウンドに別れを告げる
胴上げのサプライズに告げられ、苦笑い
サプライズの胴上げ
ナインから拍手で送られベンチ裏へ引き揚げる
ラスト登板は四球 コメント、一問一答など
西武松坂大輔のラスト登板は四球 116キロ外れ 横浜高の後輩近藤と対戦
西武松坂大輔「全部さらけ出して」右手のしびれと闘い全力の5球で伝説に幕
西武松坂大輔が試合後に「5回」宙に舞った「怖いのでされたくない」