独立リーグのBC・神奈川は27日、鈴木尚典監督(49)の退任を発表した。

同監督は現役時は横浜(現DeNA)でプレー。同コーチを経て、昨季からBC・神奈川を指揮。昨季はBCリーグ優勝を果たし、同リーグ史上初めて参入初年度の優勝を達成した。今季は、7月に監督通算50勝を達成。東地区3位だった。

「今シーズンをもちまして、神奈川フューチャードリームスを退団することになりました。昨年は参入初年度ということもあり、右も左もわからない中でのスタートでした。その中でも参入初年度でBCリーグ史上初の新規参入球団初優勝を達成出来たことは私にとって、とても大きな財産となりました。これも一緒に戦ってくれた選手、ファンの皆様、スポンサー各社様をはじめとする多くの方々の支えがあったからこそ成しえたことだと思っております。その思いを胸に本年も恩返しをとシーズンに臨みましたが、残念ながら連覇とはなりませんでした。コロナ禍という大変な中、毎試合多くの方が試合に駆けつけてくださったことが、私やチームにとって大きな力となっていました。

私は今年で神奈川フューチャードリームスを離れますが、来年以降も引き続き神奈川フューチャードリームスを応援して頂ければ幸いです。いつかまた機会を頂けるのであれば、この神奈川フューチャードリームスのユニホームを着てグラウンドに立ちたいと思います。それまでに私自身もさらに成長し、皆様とともにまた笑える日を迎えたいと思っております。また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。本当に2年間ご声援ありがとうございました」とコメントした。